高速低消費電力で知られるSFQ回路の極限的な低消費電力化を目指します。本プロジェクトでは、断熱モード動作などの回路的ブレイクスルーに加えて、アーキテクチャやプロセスも含めたすべての知見を導入します。これにより、SFQ回路の消費電力を従来の1/400から1/100000に低減します。これまでの研究により、極限的低消費エネルギー化を可能とする断熱モードSFQ回路の基本性能を明らかにしました。
- ヨーロッパ超伝導ニュースフォーラムにおいて、断熱モード論理回路に関する本グループの研究成果が紹介されました(2013年3月20日)。http://www.ewh.ieee.org/tc/csc/europe/newsforum/
- 断熱モード論理回路に関する解説記事をを掲載しました。
- 吉川信行, “超電導デジタルデバイス「極限的低消費電力動作を可能とする断熱型QFP論理回路の研究」,” 超電導Web21, 2012年10月号, 2012, pp. 8-10. http://www.istec.or.jp/web21/pdf/12_10/J5.pdf
- 吉川信行, “超電導デジタルデバイス「極限低消費電力断熱型QFP回路」,”
超電導Web21, 2011年10月号, 2011, pp. 9-10. http://www.istec.or.jp/web21/pdf/11_10/J5.pdf
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